概要
製薬におけるプロジェクトリーダーには、グローバルに広がる多様なメンバーをチームとして束ね、マネジメントするスキルが求められる。つまり、異文化コミュニケーションによる「チームビルディング」こそがプロジェクトの成否を分かつ。本セッションでは、長年、製薬企業の第一線で数多くのプロジェクトをリードしてきた荻田氏と、異文化コミュニケーションプログラムを展開してきたリンクグローバルソリューションのトップ外国人バイリンガル・インストラクターが、グローバルに広がる多様なメンバーを束ねるために必須の異文化コミュニケーションを実践的スキル・組織ナレッジとして企業に埋め込む秘訣をディスカッションします。
講演者情報
荻田 健 氏
第一三共株式会社
顧問
1980年三共株式会社入社、医薬の探索研究に約20年従事。その後開発部門に異動。約10年間、三共、第一三共における医薬のグローバル開発に関わる。この間、日本及び米国開発組織のプロジェクトマネジメント部門長として、グローバル組織運営の難しさや楽しさを体験する。2009年、第一三共株式会社取締役専務執行役員に就任。事業開発、人事、総務など数部門を管掌。2014年より北里第一三共ワクチン株式会社、社長を兼務。2016年7月より現職。
Robert Hilke(ロバート・ヒルキ) 氏
株式会社リンクグローバルソリューション
プリンシパル
カリフォルニア大学サンディエゴ校卒、言語学/TESOL修士課程修了。日本在住歴は40年近い。来日後は国際基督教大学(ICU)専任講師を16年間にわたり務める。また早稲田大学でも非常勤講師として教鞭をとる。2000年からはLGSにてファシリテーション、ティーチング、コンサルティングに従事。TOEIC、TOEFLのカリスマであり、100冊近くの参考書を上梓、テスト攻略講座の講師としても活躍。