概要
日本企業が海外現地法人を含めてグローバルにガバナンスを発揮していくには、自社らしさを言語化した企業理念のグローバル展開が欠かせない。一方で、ハイコンテクスト文化が背景にある日本企業が掲げる経営理念は、特にローコンテクスト文化の外国籍社員には非常に伝わりずらいものである。日本の企業理念は外国籍社員にどのように受け取られているのか?グローバルに理念経営を実現していくために、日本企業・日本人マネジメントは何を意識すべきか?数多くの日本企業の理念と向き合ってきた外国人(バイリンガル)コンサルタントが、外国籍社員の声を代弁しながら、今後の方向性について提言するプログラムです。※日本語を中心に進行します※
講演者情報
Jonathan Lynch(ジョナサン・リンチ)氏
K.K. Tsunago
CEO/代表取締役
イギリスのブリストル大学で英文学と哲学を専攻。卒業後、1990年に来日。1991年にインテック・ジャパン(現LGS)に入社。1996年に自らメディア会社を設立。2011年からLGSと共に多様なコンサルティングを行いながら、異文化間における営業やマーケティングを行うためのコンサルティング会社を共同経営。企業経営、異文化間ビジネスとマーケティング、プロジェクト・マネージメントについての豊富な経験を有する。日本語能力検定1級。
Olivier Van Beneden(オリヴィエ・ヴァン・ベネデン)氏
Japan Consulting Office
Managing Director
高校時代に学習院高等学校への交換留学経験有。ルーバンカトリック大学日本学科卒業。関西大学修士課程修了。日本のコンサルティング会社(プライスハウスクーパーズ日本、ノールトゥナーシー日本)に4年間勤務後、ベルギーブリヂストンヨーロッパ本社に3年間勤務。その後、独立してJapan Consulting Officeを設立。英語、フランス語、オランダ語、日本語など複数言語に堪能。